2017年9月20日水曜日

ドッグフード-bosch-SENSITIVE・ドイツ(2017年)有限会社グローバルエクセレントプロダクツ

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本日は、ご依頼のありました食品扱いについての測定結果です。
食品名は、「ドッグフード-bosch-SENSITIVE」
産地は、「ドイツ」
製造者は、「bosch Tiernahrung GmbH&Co.KG」
販売者は、「有限会社グローバルエクセレントプロダクツ」

ドイツ産のドッグフードですが、前回測定したものとはまた種類が違うものを
測定して確認しておきたいとの事でご依頼を受けました。

前回の別の種類の測定品
「ドッグフード・ドイツ(2017年)有限会社グローバルエクセレントプロダクツ」
https://onomichi-labo.blogspot.jp/2017/07/2017_26.html

(測定風景)







(測定品詳細)
食品名:ドッグフード-bosch-SENSITIVE
産地:ドイツ
製造者:bosch Tiernahrung GmbH&Co.KG
製造工場:bosch Tiernahrung GmbH&Co.KG
販売者:有限会社グローバルエクセレントプロダクツ
生産年月:2017年8月
入手年月:2017年8月
賞味期限:2018年1月15日
ロットナンバー:NO DATA

(測定結果)
測定時間:43200秒
重量:733.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:誤検出であり不検出(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:誤検出であり不検出(測定下限値0.4Bq/kg)
カリウム40:143±34.2Bq/kg(測定下限値4.1Bq/kg)

(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:〇

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」

の検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「ドッグフード-bosch-SENSITIVE(ドイツ)」であると思われます。

※2017年8月7日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2017年9月19日火曜日

土壌71・千葉県茂原市小林(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

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本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県茂原市小林」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「71検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県茂原市小林
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1035.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:71.3±15.0Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:17.1±3.87Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値9.652±3.608Bq/kg
カリウム40:364±79.2Bq/kg(測定下限値3.6Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:71.3Bq/kg
セシウム134:17.1Bq/kg

セシウム137:セシウム134=71.3:17.1=1:0.239831...

となります。
平成29年8月現在の放射性セシウム比率は「1:0.135」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=71.3+15.0=86.3
セシウム134=17.1-3.87=13.23

セシウム137:セシウム134=86.3:13.23=1:0.153302...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=71.3-15.0=56.3
セシウム134=17.1+3.87=20.97

セシウム137:セシウム134=56.3:20.97=1:0.372468...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.153302~0.239831~0.372468

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率は高くなっており理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム134については、ピークも確認できるため、
セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:71.3±15.0Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:補正値9.652±3.608Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で5.0Bq/kg程度まで
検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39852」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39852

※2017年8月1日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2017年9月17日日曜日

土壌70・千葉県長生郡長柄町桜谷(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

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本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県長生郡長柄町桜谷」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「70検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県長生郡長柄町桜谷
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1279.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:29.7±6.48Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:12.1±2.82Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値4.024±1.556Bq/kg
カリウム40:412±88.5Bq/kg(測定下限値3.1Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:29.7Bq/kg
セシウム134:12.1Bq/kg

セシウム137:セシウム134=29.7:12.1=1:0.407407...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=29.7+6.48=36.18
セシウム134=12.1-2.82=9.28

セシウム137:セシウム134=36.18:9.28=1:0.256495...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=29.7-6.48=23.22
セシウム134=12.1+2.82=14.92

セシウム137:セシウム134=23.22:14.92=1:0.642549...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.256495~0.407407~0.642549

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率は高くなっており理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム134については、ピークも確認できるため、
セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:29.7±6.48Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:補正値4.024±1.556Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で2.0Bq/kg程度まで
検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39816」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39816

※2017年7月31日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2017年9月16日土曜日

土壌69・千葉県長生郡長南町佐坪(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

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本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県長生郡長南町佐坪」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「69検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県夷隅郡大多喜町庄司
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1279.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:60.3±12.7Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:15.2±3.44Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値8.177±3.059Bq/kg
カリウム40:397±85.1Bq/kg(測定下限値3.0Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:60.3Bq/kg
セシウム134:15.2Bq/kg

セシウム137:セシウム134=60.3:15.2=1:0.252072...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=60.3+12.7=73
セシウム134=15.2-3.44=11.76

セシウム137:セシウム134=73:11.76=1:0.161095...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=60.3-12.7=47.6
セシウム134=15.2+3.44=18.64

セシウム137:セシウム134=47.6:18.64=1:0.391596...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.161095~0.252072~0.391596

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率は高くなっており理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム134については、ピークも確認できるため、
セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:60.3±12.7Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:補正値8.177±3.059Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で5.0Bq/kg程度まで
検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39815」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39815

※2017年7月30日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2017年9月15日金曜日

土壌68・千葉県夷隅郡大多喜町庄司(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

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本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県夷隅郡大多喜町庄司」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「68検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県夷隅郡大多喜町庄司
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1165.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:76.9±16.1Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:17.3±3.86Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値10.437±3.869Bq/kg
カリウム40:241±53.4Bq/kg(測定下限値3.3Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)を微量
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:76.9Bq/kg
セシウム134:17.3Bq/kg

セシウム137:セシウム134=76.9:17.3=1:0.224967...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=76.9+16.1=93
セシウム134=17.3-3.86=13.44

セシウム137:セシウム134=93:13.44=1:0.144516...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=76.9-16.1=60.8
セシウム134=17.3+3.86=21.16

セシウム137:セシウム134=60.8:21.16=1:0.348026...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.144516~0.224967~0.348026

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率は高くなっており理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム134については、ピークも確認できるため、
セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:76.9±16.1Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:補正値10.437±3.869Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で5.0Bq/kg程度まで
検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39811」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39811

※2017年7月29日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


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トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2017年9月14日木曜日

土壌67・千葉県鴨川市四方木(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

0 件のコメント:
本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県鴨川市四方木」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「67検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県鴨川市四方木
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1106.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:16.3±3.74Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:12.1±2.81Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値2.214±0.884Bq/kg
カリウム40:309±67.5Bq/kg(測定下限値3.2Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)を微量
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」(過大検出であり微量)

の検出と判断しました。
セシウム134については天然核種の影響を強く受けており過大検出と判断させて頂きました。

セシウム137については、ピークの高さから±の範囲に収まると判断しております。
セシウム134については、少しのピークが確認できる程度なので、過大検出で±の範囲を超えて
さらに小さな値であると考え、過大検出で微量と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:16.3Bq/kg
セシウム134:12.1Bq/kg

セシウム137:セシウム134=16.3:12.1=1:0.742331...

となります。
平成29年2月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=16.3+3.74=20.04
セシウム134=12.1-2.81=9.29

セシウム137:セシウム134=20.04:9.29=1:0.463572...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=16.3-3.74=12.56
セシウム134=12.1+2.81=14.91

セシウム137:セシウム134=12.56:14.91=1:1.187101...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.463572~0.742331~1.187101

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率は高くなっており理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム134については、ピークも僅かながら確認できるため、

セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:16.3±3.74Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:補正値2.214±0.884Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で1.0Bq/kg程度まで
検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39810」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39810

※2017年7月28日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2017年9月12日火曜日

土壌66・千葉県君津市黄和田畑(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

0 件のコメント:
本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県君津市黄和田畑」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「66検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県君津市黄和田畑
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:946.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:91.8±19.2Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:21.6±4.82Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)→補正値12.481±4.624Bq/kg
カリウム40:353±77.5Bq/kg(測定下限値4.1Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:91.8Bq/kg
セシウム134:21.6Bq/kg

セシウム137:セシウム134=91.8:21.6=1:0.235294...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=91.8+19.2=111
セシウム134=21.6-4.82=16.78

セシウム137:セシウム134=111:16.78=1:0.151171...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=91.8-19.2=72.6
セシウム134=21.6+4.82=26.42

セシウム137:セシウム134=72.6:26.42=1:0.363911...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.151171~0.235294~0.363911

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が高くなっており、理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム137も含めてですが、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム137の値が間違いないものと仮定して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:91.8±19.2Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:補正値12.481±4.624Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で10Bq/kg程度まで検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39809」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39809

※2017年7月27日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2017年9月11日月曜日

土壌65・千葉県君津市日渡根糸川(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

0 件のコメント:
本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県君津市日渡根糸川」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「65検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県君津市日渡根糸川
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:956.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:202±41.6Bq/kg(測定下限値0.6Bq/kg)
セシウム134:31.6±6.87Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:272±60.9Bq/kg(測定下限値4.4Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:202Bq/kg
セシウム134:31.6Bq/kg

セシウム137:セシウム134=202:31.6=1:0.156435...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が若干高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=202+41.6=243.6
セシウム134=31.6-6.87=24.73

セシウム137:セシウム134=243.6:24.73=1:0.101518...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=202-41.6=160.4
セシウム134=31.6+6.87=38.47

セシウム137:セシウム134=160.4:38.47=1:0.239837...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.101518~0.156435~0.239837

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が
「福島第一原子力発電所の事故による放射性セシウムの放出量」の
理論値の範囲に収まっていることから、
福島第一原子力発電所の事故による放射性セシウム汚染であると推測されます。
余談ですが、過去の大気圏内核実験等の影響によって
セシウム137のみが検出されるケースもあることを申し添えておきます。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39808」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39808

※2017年7月26日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2017年9月9日土曜日

土壌64・千葉県木更津市真里谷(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

0 件のコメント:
本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県木更津市真里谷」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「64検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県木更津市真里谷
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1080.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:7.57±1.93Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:7.30±1.83Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値1.030±0.452Bq/kg
カリウム40:280±61.5Bq/kg(測定下限値3.1Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」(過大検出であり微量)
「セシウム134」(過大検出であり微量)

の検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:7.57Bq/kg
セシウム134:7.30Bq/kg

セシウム137:セシウム134=7.57:7.30=1:0.964332...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=7.57+1.93=9.5
セシウム134=7.30-1.83=5.47

セシウム137:セシウム134=9.5:5.47=1:0.575789...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=7.57-1.93=5.64
セシウム134=7.30+1.83=9.13

セシウム137:セシウム134=5.64:9.13=1:1.618794...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.575789~0.964332~1.618794

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が高くなっており、理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム137も含めてですが、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム137の値が間違いないものと仮定して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:7.57±1.93Bq/kg(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:補正値1.030±0.452Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で0.5Bq/kg程度まで検出下限値を下げて測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39807」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39807

※2017年7月26日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2017年9月5日火曜日

土壌63・千葉県袖ヶ浦市永吉(2017年)「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」みんなのデータサイト

0 件のコメント:
本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県袖ヶ浦市永吉」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「63検体目」となります。

(測定風景)


「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県袖ヶ浦市永吉
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1021.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:68.2±14.4Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:14.9±3.42Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値9.288±3.498Bq/kg
カリウム40:329±72.0Bq/kg(測定下限値3.6Bq/kg)

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

ベリリウム7
478keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断しました。


今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:68.2Bq/kg
セシウム134:14.9Bq/kg

セシウム137:セシウム134=68.2:14.9=1:0.218475...

となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が若干高く検出されております。

±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=68.2+14.4=82.6
セシウム134=14.9-3.42=11.48

セシウム137:セシウム134=82.6:11.48=1:0.138983...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=68.2-14.4=53.8
セシウム134=14.9+3.42=18.32

セシウム137:セシウム134=53.8:18.32=1:0.340520...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.138983~0.218475~0.340520

の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が高くなっており、若干ではありますが理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。

セシウム137:68.2±14.4Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:補正値9.288±3.498Bq/kg

しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で測定したら判断できるものと推測します。

「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39773」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39773

※2017年7月25日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
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おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


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トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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