2015年7月25日土曜日

水道水(アルカリ生成機通過水)・千葉県船橋市習志野台(2015年)

本日も、ご依頼のありました食品(水道水)の測定結果についてです。
食品名は、「水道水(アルカリ生成機通過水)」
産地は、「千葉県船橋市習志野台」
製造者及び販売者は、「水道局」

前回測定させて頂いた同地域の同家庭の水道水となります。
アルカリ生成機を通している水道水とのことで、
生成機の濾過機能が低下してくると、濾過装置内に溜まっていたものが溶出してくる可能性は否めませんが、
検出されてくるほどのものになるのかは分かりません。

前回の測定結果はこちら↓
「水道水・千葉県(2014年)千葉県舟橋市水道局」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/08/2014_4.html

水道水について考察は次のリンク先にありますので、是非一読いだたければと思います。
「水道水(40倍濃縮)・山梨県(2015年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/02/402015.html

(測定風景)



(測定結果)

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:×

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種も不検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種も不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して使用することのできる「水道水・アルカリ生成機通過水(千葉県)」であると思われます。

食品名:水道水(アルカリ生成機通過水)
産地:千葉県船橋市習志野台
製造者:水道局
製造工場:水道局
販売者:水道局
生産年月:2015年6月8日
入手年月:2015年6月8日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:990.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(<0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:不検出(<3.0Bq/kg)

※2015年6月19日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
==========================================================

0 件のコメント:

コメントを投稿