2015年6月30日火曜日

西日本測定所ネットワーク第11回会合(詳細内容)

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本日は、2015年6月28日(日)に行われました「西日本測定所ネットワーク第11回会合」についての詳細内容です。
箇条書きとなりますが、ご了承ください。

「ゲルマで測るプロジェクト」で、次回は「おのみち -測定依頼所-」が担当となりました。
気になる「海の魚」で測定希望のものがありましたら、コメント欄等にご記入いただければ、参考にさせて頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!

なお、今回の会合から
「みんなの測定所・ふじみーる」
「滋賀県・市民放射能測定所準備会(仮名)」
の2団体も加わって頂けることとなりました。
(ですが、ふじみーるさんは、今回は都合が合わず欠席となりました。)

  名:西日本測定所ネットワーク第11回会合
開催日時:2015年6月28日(日)1400
場  所:奈良市民放射能測定所

参加者一覧(敬称略)
・南福崎土地株式会社放射能測定室
・京都・市民放射能測定所
・阪神・市民放射能測定所
・奈良・市民放射能測定所
・高槻・市民放射能測定所
・さかな二匹の測定所
・おのみち -測定依頼所-
・滋賀県・市民放射能測定所準備会
・NPO法人高木仁三郎市民科学基金

(欠席)
・なばり放射線測定所しるみる
・せとうちラボ
・みんなの測定所・ふじみーる

○あいさつ
奈良・市民放射能測定所 村上さん
今回から3順目
東京から菅波さん
滋賀県から加納さんと宮本さん
各測定所からそれぞれ10分で

○各測定所からの報告
■京都・市民放射能測定所
関西圏市民放射能グループ試験土壌クロスチェック結果
京都とくっすんらぼの結果報告
3600秒で測定
和歌山県野生の鹿肉→ゲルマによるクロスチェック有・福島由来ではない
京都府綾部市の話
7月中旬ごろにAT機が届く見込み
開設資金100万円(京都で50万円)
保育園の件
調整した土壌の各検討


■阪神・市民放射能測定所
干しシイタケの水戻しからの推測
水の汚染も検討必要
三田市産の干しシイタケの件
原木が原因ではないのか?
土壌測定実施
高い数値→ゲルマで測定しても同程度の結果
土壌測定箇所
三田市各所、六甲山
土壌の採取方法は、雑草部分は除いて3cm深さ程度(土が硬かったため)
六甲山の方は、上の方は残っていないと判断して10cm程度掘った


■高槻・市民放射能測定所
高槻では、下の方をBGにして測定
下の方が高いときがあるので、BGの土の量を減らして測定すると綺麗に出ることもある
明らかに汚染されていないと思われる土をBG(比較して)・・・鹿沼土
会員は80~90名
一月に3~4名程度増えている
更新はない
測定はフル稼働している。
お寺の中にあるのでK40の値が高い
底も鉛で遮蔽しようという動きになっている
牛乳について
数値は少ないけど、ピークが見えるような検体が出てきている
岡山県の米で定量限界未満で白米でピークが見えるような検体があった
6月宮崎県の切り干し大根
加工品は産地表示が不要なので・・・
5月に西洋からし菜の花が咲いているが、奇形の花がごろごろ見つかった→定量限界未満だけどピークが見られる
今まで牛乳とか出てこなかったのに、最近出てきている


■南福崎土地株式会社放射能測定室
先月税務署より監査受けた
HSFは、一か月持ち帰ってメーカーにて機器調整
5cmと1mを同時に測定できるように改良する予定
さらに貸出用の土壌を調整していく予定もある


■さかな二匹の測定所
調整土壌の測定結果
約6%高め
農水省試験機関での標準資料の結果
CsI検出器による空間線量の評価
5万Bq/kgを超えているような土壌で比較


■おのみち -測定依頼所-
基幹産業の測定結果と経過
HSFの結果
土壌測定の結果
みんなのデータサイト基準玄米検定・第2回目


■NPO法人高木仁三郎市民科学基金
率先して測定をしているわけではない
原発のことだけをやっているわけでもない
助成を選ばれたところにしている
2011年3月11日直後からは、測定器の購入費用を助成して欲しいと10件以上来た
測定器の購入だけに偏るわけにはいかない
みんなのデータサイトにも関わっている
これからも情報公開をしていけたら
年間800万円の助成
15件
1件50万円
測定器の購入や支援はちょっと難しいかなと
今の時期に合わせてやるべきものについては、応募も可能
検討委員会をクリアして頂ければ
10月から募集開始、12月10日が締め切り
年に2~3回を
今後もデータサイトのイベント、高木基金の交流会を今後お知らせしていければと
岩手県の土壌測定報告書
マップ化をしたおかげで行政も何らかの対応をすべきではないかという方向にもなっている
特に高いと思われる部分の箇所(特異点)は、取らないという方向ではあったが、追加で入れていくということも検討している


■滋賀県・市民放射能測定所準備会
原発事故当初、立ち上げようという動きもあった
2年ぐらい前にもあった
自分たちで食べ物を測ってみたい
農家につなげて頂いてやってみようかと
なんとか形にはしたいと思ってはいる


■奈良・市民放射能測定所
辻本さんから
みどり姫だより
食べ物選びの話
継続してやっていきたい
できるだけ一方的な話ではなくて
放射能が気になるママのための給食・牛乳についてのお話会
手紙でやめられた、その内容の公開
生協で販売されているしいたけ
菌床栽培
合算10Bq/kg
原木も出た
JAの直販
生産者と消費者とはつながない
消費者に安全なものを
大学とのコラボ
三朝温泉の測定結果
KiKK研究
日本における原発周辺での小児悪性腫瘍の過剰発生推計
小児白血病、小児全がんの過剰発生数
5km未満、10km未満


○関西ネットワークとして、ゲルマで測るプロジェクト
「おのみち -測定依頼所-」担当
7月20日頃選定・ミンチして冷凍
7月24日着(午前中:着払)
7月25日解凍
7月26日10時~

次回
2015年9月26日(土)14:00~
・阪神・市民放射能測定所


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・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2015年6月26日金曜日

たけのこ(ハチク)・広島県尾道市向島町(2015年)

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本日は、検体を提供いただきましたので、自主測定をしました食品の測定結果についてです。
食品名は、「たけのこ(ハチク)」
産地は、「広島県尾道市向島町」
製造者及び販売者は、「自然」

昨年度は、「たけのこ」をみんなのデータサイトで広範囲単品測定プロジェクトで測定しました。
今年度は、東日本土壌ベクレル測定プロジェクトがありますので、食品の測定プロジェクトは行っておりません。
検体については、無償にて提供を頂きましたので、スペクトルデータも含めて公開させて頂きます。

なお、2kg近く提供を頂きましたが、皮をむいでミキサーにかけると充てん量が1Lに足りませんでしたので数値は参考程度としてください。

(※参考)
「みんなのデータサイト」で公表している広島県産の「たけのこ」測定結果一覧
http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=1050207&prefid=34&rows=100&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&food=&order_by=&order_by_desc=&mrdate=1&clubid=mds2

(測定風景)



それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134についても、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「たけのこ(ハチク)広島県尾道市向島町」であると思われます。
なお、たけのこは腐敗が進んでいましたので、皮を取り除く際、かなり身がこぼれてしまいました。
なので、充填量は1Lに満ちませんでしたので、数値は参考程度になりますがご了承ください。

食品名:たけのこ(ハチク)
産地:広島県尾道市向島町
製造者:自然
製造工場:自然
販売者:自然
生産年月:2015年5月
入手年月:2015年5月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:580.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(<0.5Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.5Bq/kg)
カリウム40:162±39.3Bq/kg

※2015年5月31日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2015年6月23日火曜日

ホットスポットファインダー(HSF)による空間線量マッピング(2015年3月~2015年6月)広島県・岡山県・島根県・鳥取県

2 件のコメント:
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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日で終了)
https://moon-shot.org/projects/68

合計210万円もの支援を頂くことが出来ました!
ありがとうございます。
「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」はまだまだ始まったばかりですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

みんなのデータサイトからの御礼のブログもご紹介しておきます。

土壌プロジェクト・クラウドファンディングへの応援、ありがとうございました! 」
http://minnanodatasite.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html
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西日本測定所ネットワーク内では、南福崎土地株式会社放射能測定室より「ホットスポットファンダー(HSF)」をお借りしております。
今回は、2015年3月~6月の間に、おのみち -測定依頼所-でお借りしましたので、空間線量をマッピングした結果を公表します。

☆西日本で空間線量をマッピングする理由
幸いにも西日本は福島第一原子力発電所の事故による汚染はほぼ無いと言っても良い状況です。
東日本では、ホットスポットファインダーを使った空間線量マッピングが進められてきておりますが、
ここ[西日本]で空間線量をマッピングをする意味はいったいなんなのか?
よく聞かれるというか、不思議に思われる部分です。

ハッキリ言いますと、東日本では今回の原発事故により「汚染された後」の空間線量をマッピングしていくことしかできない状況です。
では、事故によりどれだけ汚染されてしまったのか?
今の東日本の状況を見ても分かる通り、過去の蓄積されているデータで比較するしかないのが現状です。
しかし比較する元となる過去のデータは、現状蓄積しているデータと同じ方法で蓄積したデータとは言い難いものです。(測定機器・測定条件などが違うため)

西日本では、汚染のほぼ無いデータを蓄積していくことが出来ます。
よって、もし今後原子力発電所の事故が再度起きた場合・・・
→「汚染される前」
→「汚染された後」
両方を同じ測定機器で、同じ測定方法で比較することができるデータを蓄積することが可能です。
そのためのデータを、今、蓄積する必要性があると考えております。

(マッピング期間)
2015年3月~2015年6月

(HSFのマッピング状況の紹介)
■全体


■GPS部分


■検出器(地上5cmに設定)


■(パソコン部分:後景)

(マッピング箇所):データは地名を「右クリックして保存」でダウンロードできます。
[kmlファイルですが、グーグルマップで詳しく見ることが出来ますので是非どうぞ!]
■広島県
尾道市1
尾道市2
尾道市3
概ね:0.10~0.15μSv/h
一部0.25μSv/hまで上がった部分もあるが、放射性セシウムは見えない
古民家の密集しているところ、石垣、石に囲まれるような場所、公園といった土壌の露出しているところは比較的高い
アスファルトは0.07μSv/h程度まで下がる。
海に面した場所は低くなる傾向。



福山市
概ね:0.05~0.10μSv/h
工業団地の中をマッピングした。
今後もいろいろな面で継続してみていきたい。


世羅郡世羅町
概ね:0.06~0.08μSv/h
高地となるため、尾道市内よりも高くなると推測していたが、思っていたほど数値は高くならなかった。
土壌の露出した部分でも0.10μSv/h程度であり、数値もあまりばらつかず安定していた。



広島市
概ね:0.07~0.10μSv/h
平和記念公園内では、土壌のむき出しになっている部分も多く0.06~0.12μSv/hの範囲
一部石畳の上で0.18μSv/hを超える部分もあったが放射性セシウムは見えず
紙屋町の商店街内のアーケード街では、0.12μSv/程度の一定の数値をずっと示した。
なお、紙屋町バス停付近の0.50μSv/hのような値は、バス停から人がいなくなると数値が一気に戻ったので医療用の可能性有
また、データにはないが、紙屋町シャレオ(地下街)の数値は地上とほとんど変わらなかった。



■鳥取県
米子市
概ね:0.05~0.08μSv/h
道路に面したトンネルの中では0.10μSv/hまで上がったが、コンクリートに囲まれている影響と推測される。
ある花壇では、一部0.10μSv/hを超えたところもあるが、原因は不明。(花壇のレンガ?)



■島根県
大田市
概ね:0.02~0.04μSv/h
中国山脈の中にあって日本海側に近い地域でもあるため、もっと高い数値がでると予想していたが非常に低かった。
一部竹林で、放射性セシウムのピーク有。
(土壌の測定結果)→「土壌・島根県大田市(2015年)みんなのデータサイト土壌測定プロジェク ト:2地点」
空間線量だけで、放射性セシウムの有る無しは判断できないと分かる事例である。



■岡山県
苫田郡鏡野町(人形峠)
日本唯一のウラン鉱。
概ね:0.07~0.09μSv/h
天然ウランの採掘や精錬もされていたとのことで、かなり高めの数値を予想していたがそうでもなかった。
ただ、0.25μSv/hを超えた箇所があった。
その地点は周りを見比べてもなんら変わったところはないが、γ線を出している物が埋まっていると推測されるので、記録のために写真を残した。
放射性セシウムは見えなかった。






数値が0.25μSv/hを超えた地点



以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
ご質問等、たくさんお待ちしております!!
(※コメント欄にどうぞ!!)

※2015年6月27日追記
HSFでマッピングした全体図です。


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皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


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「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2015年6月16日火曜日

生しいたけ(菌床)・岡山県(2015年)JAびほくグリーンセンター

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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
https://moon-shot.org/projects/68

6月12日に目標金額の150万円を達成致しました!ありがとうございました!
なお、更なる支援が上積みされましたら、プロジェクトへの追加支援となります。
期限まで、皆様の更なるご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「生しいたけ(菌床)」
産地は、「岡山県高梁市」
製造者は、「非公開
販売者は、「JAびほくグリーンセンター」

原木しいたけは検出されやすい傾向があります。
では、同地域の菌床ならどうかな。とのことでのご依頼でした。

(※参考)
「みんなのデータサイト」で公表している当方の岡山県産の「しいたけ」測定結果一覧
http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=1070102&prefid=33&rows=50&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&sokuteisyoid=25&food=&order_by=&order_by_desc=&mrdate=1&clubid=mds2

(測定風景)


それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:△

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」(疑い)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークがごくごくわずかあるように見えます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、セシウム137を疑いですが検出、セシウム134を不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」を検出。
人工核種の「セシウム137」は検出疑いと判断しました。
セシウム137ですが、本当にごく微量しか存在しておらず、
数値は出ておりますが「検出疑い」です。
どう判断されるかはお任せとなります。

食品名:生しいたけ(菌床)
産地:岡山県高梁市
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:JAびほくグリーンセンター
生産年月:2015年4月
入手年月:2015年4月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:998.3
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:0.368±0.345Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:62.0±16.2Bq/kg
※スペクトルデータの公表についても、ご了承頂いております。
ありがとうございます!

※2015年5月12日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年6月13日土曜日

コゴミ・岡山県高梁市備中町(2015年)

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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
https://moon-shot.org/projects/68

クラウドファンディングですが、6月12日に目標金額の150万円を達成致しました!
ありがとうございました!
なお、6月21日までに更なる支援が上積みされましたら、プロジェクトへの追加支援となります。
期限まで、皆様の更なるご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「コゴミ」
産地は、「岡山県高梁市備中町」
製造者及び販売者は、「自然」

コゴミとは山菜です。山菜は汚染されやすいという事が分かってきており、一つの指標として考えることが出来ます。
さて、岡山県内の山林に自然に生息しているコゴミはどうなのか。汚染されてしまっているのか確認したいとのことで、ご依頼を受けました。

(※参考)
「みんなのデータサイト」で公表されているコゴミの測定結果一覧
http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=1190111&rows=100&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&food=&order_by=&order_by_desc=&mrdate=1&clubid=mds2

(採取&測定風景)




それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、セシウム137、セシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「コゴミ(岡山県)」であると思われます。
コゴミについては、検出とならなかったため採取された地域の比較的浅い土壌には
放射性セシウムはほとんど存在していないと推測されます。

食品名:コゴミ
産地:岡山県高梁市備中町
製造者:自然
製造工場:自然
販売者:自然
生産年月:2015年4月12日
入手年月:2015年4月12日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1060.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:110±26.0Bq/kg
※スペクトルデータの公表についても、ご了承頂いております。
ありがとうございます!

※2015年5月12日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・Facebookファンページについて
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・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2015年6月12日金曜日

生しいたけ(原木)・岡山県(2015年)

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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
https://moon-shot.org/projects/68
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「生しいたけ(原木)」
産地は、「岡山県」
製造者及び販売者は、「非公開」

岡山県で原木しいたけを栽培されている農家の方からのご依頼です。
原木で自家栽培されていますが、一度見ておきたいとのことでした。

なお、当方で今まで測定した岡山県産のしいたけは次の通りです。
「みんなのデータサイト」より
http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=1070102&prefid=33&rows=20&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&sokuteisyoid=25&food=&order_by=&order_by_desc=&mrdate=1&clubid=mds2

(測定風景)



それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、セシウム137を検出、セシウム134を不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、
人工核種の「セシウム137」の検出と判断しました。

なお、セシウム134についてはピークもなく不検出ですので、
福島第一原子力発電所の事故以前から存在しており
過去の大気圏内核実験等の影響が出ていると考えられます。

原木栽培のしいたけでは、原木からのセシウム137移行率は2.0と言われております。
菌床栽培のしいたけでは、菌床からのセシウム137移行率は0.5です。
なお、同じ原木しいたけでもほとんど検出されないしいたけもありますので、
今後検出されないしいたけ生産を考えておられるなら、原木を見直す必要があると考えます。

食品名:生しいたけ(原木)
産地:岡山県
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2015年4月
入手年月:2015年4月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:885.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.47±0.608Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:63.6±16.9Bq/kg

※2015年5月3日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2015年6月11日木曜日

有機メープルシロップNo.1ライト・カナダ(震災前商品:2011年1月25日製造)東京ヨーロッパ貿易有限会社

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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
https://moon-shot.org/projects/68
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「有機メープルシロップNo.1ライト」
産地は、「カナダ」
製造者及び販売者は、「東京ヨーロッパ貿易有限会社」

2011年の福島第一原子力発電所の事故以前に原料原産地「カナダ」のもので製造されたメープルシロップです。
事故後に製造されたメープルシロップからは放射性セシウムの検出がありましたが、
事故前はどうだったのか?ということで、賞味期限は切れておりますが貴重な検体の測定依頼を受けました。
(※現在も当方にて保管中ですので、クロスチェックしたい等ご要望がありましたらお送りいたしますので、ご一報ください。)

【以前の結果まとめ】
「メープルシロップ(シュガー)の測定結果まとめ:「おのみち -測定依頼所-」」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html

【まとめの後の追加1品】
「有機メープルシロップNo.1ミディアム・カナダケベック州(2015年)株式会社ナチュラルキッチン」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/03/no12015.html

【みんなのデータサイト】にて当方測定のメープルシロップ(シュガー)公表データ一覧
http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=d%3A0&rows=20&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&sokuteisyoid=25&food=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB&order_by=&order_by_desc=&mrdate=1&clubid=mds2

(測定風景)




それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:○
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、セシウム137を検出、セシウム134を不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「ビスマス214」(ウラン系)
人工核種の「セシウム137」の検出と判断しました。
なお、福島第一原子力発電所の事故以前に製造された貴重なメープルシロップとのこと。
今回の結果を受けて、福島第一原子力発電所の事故以前より
汚染はあったことの確認になりました。

食品名:有機メープルシロップNo.1ライト
産地:カナダ
製造者:東京ヨーロッパ貿易有限会社
製造工場:東京ヨーロッパ貿易有限会社
販売者:東京ヨーロッパ貿易有限会社
生産年月:2011年1月25日
入手年月:2011年
賞味期限:2014年1月25日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1301.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:0.990±0.409Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.2Bq/kg)
カリウム40:35.9±9.94Bq/kg
※結果にかかるスペクトルデータについては、現在公表可能か確認中です。
公開OKとお返事を頂きましたので公開させていただきます。
ありがとうございました!

※2015年5月1日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2015年6月10日水曜日

愛媛自然のみかんジュース・愛媛県(2015年)福岡自然農園

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「愛媛自然のみかんジュース」
産地は、「愛媛県」
製造者及び販売者は、「福岡自然農園」

愛媛県産の「愛媛自然のみかんジュース」です。
一度見ておきたいとのことでのご依頼でした。

楽天市場となりますが、商品のページです。
http://item.rakuten.co.jp/vin-naturel/1424392/#1424392

(測定風景)





それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、セシウム137、セシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して飲むことのできる「自然のみかんジュース(愛媛県)」であると思われます。

食品名:愛媛自然のみかんジュース
産地:愛媛県
製造者:福岡自然農園
製造工場:福岡自然農園HKT
販売者:福岡自然農園
生産年月:2015年2月10日
入手年月:2015年4月
賞味期限:2016年2月9日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1056.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(<0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:36.8±10.7Bq/kg
※スペクトルデータの公開もOKと了承頂きました。
ありがとうございます!

※2015年4月30日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2015年6月9日火曜日

うんしゅうみかんジュース(ストレート)・山口県(2015年)日本果実工業株式会社

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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「うんしゅうみかんジュース(ストレート)」
産地は、「山口県」
製造者及び販売者は、「日本果実工業株式会社」

山口県産の「うんしゅうみかんジュース」です。
定期的に見ていきたいとのことから今回で3回目のご依頼となります。
(うち山口県産は2品目)

(国産)
「うんしゅうみかんジュース(ストレート)・国産・山口県萩工場(2013年)日本果実工業株式会社」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/01/201314.html

(山口県産)
「うんしゅうみかんジュース(ストレート)・山口県(2013年)日本果実工業株式会社・山口県萩工場」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/04/2013_5.html

(測定風景)



それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、セシウム137、セシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して飲むことのできる「うんしゅうみかんジュース(山口県)」であると思われます。

食品名:うんしゅうみかんジュース(ストレート)
産地:山口県
製造者:日本果実工業株式会社
製造工場:日本果実工業株式会社山口県萩工場
販売者:日本果実工業株式会社
生産年月:2015年
入手年月:2015年4月
賞味期限:2015年7月29日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1043.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(<0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:32.9±9.87Bq/kg
※スペクトルデータの公開もOKと了承頂きました。
ありがとうございます!

※2015年4月30日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
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トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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