2014年10月30日木曜日

玄米・高知県(2013年産)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米」
産地は、「高知県高岡郡中土佐町大野見」
生産者及び販売者は、「自家産」

2013年産の玄米となります。
福島第一原子力発電所の事故以前、今から10年程前から福島県産の堆肥を使用してお米を作られている実家のお米とのこと。
原発事故があっても堆肥の産地は変えずに作られており汚染堆肥の流通もあり心配なのでとのことで測定のご依頼がありました。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
天然核種のカリウム40以外の核種は全て不検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です。
福島県産の肥料を10年前から使用されているとのことですが、
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「玄米」であると思われます。

どうしても気になるようであれば使用されている肥料又は田んぼの土壌測定をどうかと提案しております。
なお、土壌測定については採取方法等かなり複雑になっております。
これは統一した採取方法で初めて結果を比べることが可能となりますので、ご了承ください。

商品名:玄米
産地:高知県高岡郡中土佐町大野見
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2013年
入手年月:2013年
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:983.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:60.5±16.1Bq/kg

※2014年10月3日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

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2014年10月29日水曜日

ジャガイモ・山形県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「ジャガイモ」
産地は、「山形県鶴岡市羽黒町」
生産者及び販売者は、「自家産」

先日の「サツマイモ」に続いて同じ畑からとれたジャガイモになります。
両方見て欲しいとの話でもありましたので、それぞれを測定させて頂きました。
なお、こちらは自主測定という扱いですのでスペクトルも公開とさせて頂きました。

「さつまいも・山形県(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/10/2014_20.html

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV付近に少しピークが確認できる感じですが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「ジャガイモ」であると思われます。
※若干1Lに足りておりませんので、数値は参考値となります。

商品名:ジャガイモ
産地:山形県鶴岡市羽黒町
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年9月18日
入手年月:2014年9月18日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:732.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.4Bq/kg
セシウム134:<0.4Bq/kg
カリウム40:147±35.4Bq/kg

※2014年10月1日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年10月28日火曜日

レモングラス・神奈川県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「レモングラス」
産地は、「神奈川県逗子市久木」
生産者及び販売者は、「自家産」

レモングラスって実は何か分かりませんでしたが、料理でも使用するハーブ類とのこと。
栽培しているレモングラスについてのご依頼でした。

wikiより「レモングラス」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9
*****一部抜粋***************************************************
レモングラス(学名:Cymbopogon citratus)はイネ科オガルカヤ属の多年草。
アジア料理およびカリブ料理でよく使用されるハーブ。
タイのスープ・トムヤムクンなどの料理の香り付けに用いられたり、ティーとして利用される。
水蒸気蒸留法で得られる精油は、食品や飲料、香水に添加される。
精油は近縁種と区別するために、本種をウエストインディアン・レモングラスと呼ぶこともある。
****************************************************************

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にはピークが確認できません。

天然核種のカリウム40以外の核種は全て不検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です。

放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して使うことのできる「レモングラス」であると思われます。

商品名:レモングラス
産地:神奈川県逗子市久木
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年9月22日
入手年月:2014年9月22日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:456.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.6Bq/kg
セシウム134:<0.6Bq/kg
カリウム40:163±41.5Bq/kg

※2014年9月30日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年10月27日月曜日

玄米(あきたこまち)・岡山県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米(あきたこまち)」
産地は、「岡山県高梁市中井町」
生産者及び販売者は、「地元農家」

今年も新米ができたので、大丈夫だということをしっかり確認しておきたい。
測定をお願いしたいとのことでのご依頼でした。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

天然核種のカリウム40以外の核種は全て不検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「玄米(ああきたこまち)」であると思われます。

商品名:玄米(あきたこまち)
産地:岡山県高梁市中井町
製造者:地元農家
製造工場:地元農家
販売者:地元農家
生産年月:2014年9月
入手年月:2014年9月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:973.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:62.4±16.5Bq/kg

※2014年9月27日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年10月26日日曜日

海水・山口県(2014年)

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本日は、ご依頼のありました環境資材の測定結果についてです。
検体名は、「海水」
採取地は、「山口県下関市蓋井島」

海洋汚染が心配されている中、山口県付近の海水はどうなのか?
データを取っておきたいとのことからのご依頼でした。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

天然核種のカリウム40以外の核種は全て不検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です

海水をどのように採取されたのかまでは分かりませんが、
今回の結果から放射性セシウムによる汚染はほぼないものと推測されます。
なお、海底ほどセシウムの濃度は高くなるとのデータがあることを申し添えておきます。

商品名:海水
産地:山口県下関市蓋井島
製造者:自然
製造工場:自然
販売者:自然
生産年月:2014年9月19日
入手年月:2014年9月19日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:948.4
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:6.20±4.70Bq/kg

※2014年9月25日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年10月22日水曜日

鶏肉(ササミ)・宮崎県(2014年)刀根養鶏場

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「鶏肉(ササミ)・刀根どり」
産地は、「宮崎県宮崎市」
生産者及び販売者は、「刀根養鶏場」

良く食べられている刀根養鶏場の鶏肉とのことです。
「刀根養鶏場」の楽天市場はこちら
http://www.rakuten.ne.jp/gold/tone/reason.html
さらに安心を付加したいとのことでのご依頼でした。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:△
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:△
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(微量)(ウラン系)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV付近に少しピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

天然核種のカリウム40以外の核種としては、
ウラン系のみを微量検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です。

放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「鶏肉(ササミ)」であると思われます。

商品名:鶏肉(ササミ)
産地:宮崎県宮崎市
製造者:刀根養鶏場
製造工場:刀根養鶏場
販売者:刀根養鶏場
生産年月:2014年9月2日
入手年月:2014年9月2日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1099.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:96.5±23.3Bq/kg

※2014年9月24日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年10月20日月曜日

さつまいも・山形県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「さつまいも」
産地は、「山形県鶴岡市羽黒町」
生産者及び販売者は、「自家産」

2014年産の自家産のさつまいもとのこと。
一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:△
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:△
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:△
911keV、965keV:△

タリウム208
583keV:△
861keV:△

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(微量)(ウラン系)
「アクチニウム228」(微量)(トリウム系)
「タリウム208」(微量)(トリウム系)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV付近に少しピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

天然核種のカリウム40以外の核種として、
ウラン系及びトリウム系を共に微量検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「さつまいも」であると思われます。

なお、測定の際ですが、写真のとおりわずかに1Lに満たない程度の状態でした。
したがって、結果としてはほぼ信頼できる値であると推測されます。

商品名:さつまいも
産地:山形県鶴岡市羽黒町
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年9月18日
入手年月:2014年9月18日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:592.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.5Bq/kg
セシウム134:<0.5Bq/kg
カリウム40:119±30.5Bq/kg

※2014年9月23日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

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2014年10月19日日曜日

イチゴジャム・埼玉県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「イチゴジャム」
産地は、「埼玉県入間市」
生産者及び販売者は、「自家産」

2014年4月に採取した自家産のイチゴを使って作られた自家産のジャムとのこと。
一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「イチゴジャム」であると思われます。
※なお、充てん量が1Lに満たないため数値としては参考値です。
セシウムがあるのか無いのかどうかの判断程度と考えて頂ければ幸いです。

商品名:イチゴジャム
産地:埼玉県入間市
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年4月
入手年月:2014年4月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:576.8
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.4Bq/kg
セシウム134:<0.5Bq/kg
カリウム40:37.8±13.6Bq/kg

※2014年9月16日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2014年10月18日土曜日

小麦粉・岡山県(2014年)

0 件のコメント:
本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「小麦粉」
産地は、「岡山県高梁市川上町」
生産者及び販売者は、「非公開」

岡山県高梁市で生産されている小麦粉とのこと。
一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV付近に少しピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

天然核種のカリウム40の他に、ウラン系の核種のビスマス214が微量ですが検出となっております。
ですが、それ以外にははっきりとしたピークもなく反応もないと判断します。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、、安心して使える「小麦粉」であると思われます。

商品名:小麦粉
産地:岡山県高梁市川上町
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2014年9月
入手年月:2014年9月
賞味期限:2015年2月
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:889.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:35.7±11.2Bq/kg

※2014年9月15日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年10月17日金曜日

白米・静岡県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「白米」
産地は、「静岡県下田市加増野」
生産者及び販売者は、「縁故品」

今年の新米とのこと。
玄米での測定の方が良いのですが、縁故品で白米しかないとのことでの白米でのご依頼となっております。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

天然核種のカリウム40のみの検出となっております。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることの出来る「白米」であると思われます。

商品名:白米
産地:静岡県下田市加増野
製造者:縁故品
製造工場:縁故品
販売者:縁故品
生産年月:2014年9月
入手年月:2014年9月5日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1001.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:10.9±5.54Bq/kg

※2014年9月15日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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2014年10月16日木曜日

土壌(客土混入・南側)・沖縄県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました検体の測定結果です。
検体名は、「土壌(客土混入・南側)」
採取地は、「沖縄県名護市」

約10m×25mの土地に深さ1m程度で土をいれた(客土)ところ、
それまで0.05μSv/h(点滅)以下しか示したことのなかったAIR COUNTER-Sが0.1μSv/h以上を示すようになった。(地上約1mの空間線量)
購入した客土は山土だと聞いていたこともあり何が原因だろうかと思い測定のご依頼がありました。

北側の結果はこちら

「土壌(客土混入・北側)・沖縄県(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/10/2014_15.html

北側の土壌と同じく
1Lマリネリ容器での測定とさせて頂きました。
同じく容量が500ml程度しかないため、出てきた数値に信頼性はほとんどありません。
しかし、近い数値になるのは確認しておりますので、おおざっぱな数値と思ってください。
とにかく有るのか、無いのか、その原因はなになのかと推測するための測定とさせて頂きました。

****※ご注意***************************************************
現在の土壌測定に必要な量は1Lとなります。
土壌測定には申込書だけではなく、土壌を採取する際に「野帳・伝票」も必要となります。
・野帳はA4版で、1地点に1枚必要です。採取する地点数分をコピー、印刷してお使いください。
・伝票はA4に4枚の伝票が1枚にまとまっています。必要枚数をコピー、印刷して、4つに切ってお使いください。
 (伝票は、油性ペンでお書きください)
マニュアルと同時にダウンロード、印刷をお願いします。
「土壌採取マニュアル」と必要な「野帳(フィールドノート)・伝票(標本ラベル)」はこちらになります。
<土壌採取マニュアルPDF>
<野帳と伝票の用紙PDF>
・また、野帳と伝票の記入方法の説明書があります。こちらも印刷してご覧ください。
<野帳と伝票の書き方のPDF>
採取のポイントは以下になります。
 ○晴れが3日以上続いた日に採取を行う。
 ○空間線量計を用いて、大まかな線量を把握し、極端に線量が高いホットスポット(特異点)、
 たとえば雨樋の下や側溝に溜まった土や苔などの特殊な地点ではない土壌を採取します。
 ○地表から深さ5cm、縦10cm、横20cmの直方体できっちりと採取します。
 ○GPS(緯度・経度)情報を記録し、あとから地図化できるようにします。
詳細はこちらになります。
「土壌採取マニュアル」
http://www.minnanods.net/soil/samplingmanual.html
「野帳・伝票」
http://www.minnanods.net/soil/yacho.html
ご不明な点がありましたら、どうぞお問い合わせください。
お問合せ先→ 「メール」onomichi_labo@yahoo.co.jp 又は 「お問合せフォーム」
*****************************************************************

それでは、測定結果です。

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

[その他]
ベリリウム7
478keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム228」(トリウム系)
「タリウム208」(トリウム系)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが全くと言っていいほど確認できません。
セシウム134については、605keVにはピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果としては、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
カリウム40の他に天然核種としてトリウム系に加えて微量のウラン系が検出されております。
人工核種については、不検出とさせて頂きました。

なお、福島第一原子力発電所の事故以前の大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故の影響で
全国どの土壌からもセシウム137が5~10Bq/kgは検出されてもおかしくはない状況です。
今回の結果からは、セシウム137は不検出と判断しましたが0ということではなく、
少しは存在していてもおかしくはないことを申し添えておきます。
それでも1~2Bq/kg存在するかどうかだと思われます。

先日の北側の土壌と同じスペクトルとなっております。
ですので、空間線量計の数値に差が出たことに対する推測ですが、
北側の土壌と同じ推測になります。

客土にはウラン系かトリウム系が含まれていたものと考えられます。
隣地の畑からウラン系の核種が検出されなければ、
客土には、ウラン系の核種とトリウム系の核種

隣地からも今回の結果と同量のウラン系の核種が検出されていれば
「客土には、トリウム系の核種」
が含まれていたものと推測されます。
どちらにしても、天然にもともと存在するものですので問題はないものと考えられます。
結果からV-7容器(85ml)による、再測定は意味がないので行わないこととします。

なお、以下はご依頼者の方から頂いた質問事項について回答させて頂いた内容をご紹介したいと思います。

> ありがとうございました。
> 今回は、約10m×25mの土地に深さ1m程度で土をいれた(客土)ところ、それまで0.05(点滅)以下しか示したことのなかった
>AIR COUNTER-Sが0.1マイクロシーベルト/h以上を示すようになってしまい(地上約1mの空間線量)、購入した客土は山土だと聞いていたこともあり何が原因だろうかと思った次第です。
> 人工核種がほとんど含まれていなかったという点では安心しましたが、天然核種が豊富な土だったということで複雑な感じです。線量計が誤反応しているだけであればよかったのですけども。
> 測定頂いたK40の量はかなり多めなように思うのですが、カリウム中K40が占める割合が0.0117%と一定であるということらしいので、そうすると、放射能をもたないK39も1kgあたりにかなり多めに含まれている土という理解でよいのでしょうか?もし、お分かりでしたらご教示下さい。

ご参考までなのですが、wikiペディアの「カリウム40」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A040

上記ページ内に「カリウム1グラム当りの放射能強度は30.4Bq」
という記載があります。
土壌(北側)のカリウム40の値は「798±171Bq/kg」です。
±の範囲はこの際考えないとしまして、1kg中に798Bq存在しているという結果です。
つまり1kgの土壌中に存在しているカリウムの量は
「798÷30.4=26.25g/kg」
となり、1kgの土壌の中にカリウムが26.25g存在しているようです。
つまり土壌中の
26.25/1000=0.02625=2.625%
がカリウムです。
この量は多いのか?

こちらもwikiペディアの「カリウム」のページから拝借します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0

真ん中上あたりに、

>産出
>カリウムを含んでいる長石(花崗岩などの主成分)
>単体のカリウムは、カリウムのその強い反応性のために自然中からは産出しない[10]。
>カリウムは様々な化合物として地殻のおよそ2.6%を占めており、地殻の2.8%を占めるナトリウムに次いで地殻中で7番目に存在量の多い元素である(地殻中の元素の存在度も参照)[25]。
>例えば花崗岩はカリウムをおおよそ5%と、地殻の平均量以上を含んでいる。
>金属カリウムは非常に電気的に陽性であり(電気陰性度)、また非常に反応性が高いため、鉱石から直接生産することは難しい[7]。

上記を抜粋して考えますと、平均的に地殻の2.6%を占めるようです。
今回のカリウム40のBq/kgから土壌中のカリウムの量を求めて%で表示しますと「2.625%」でした。
上記から、平均的な地殻であると推測されますので、地球上に普通に見られる土壌という事となります。

> 空間線量がかなり高めなのでどうしたものかとも思ったりしますが、このまま作物を作った場合には、その測定もお願いしてもよろしいでしょうか?カリウムがメインになりそうですが。
> 今後とも、よろしくお願いします。

上記でも記載しましたが、カリウムは通常の土壌と同じであると考えられます。
違いは、ウラン系とトリウム系の天然核種によるγ線であると思われます。
しかし0.05μSv/hの土地だったところが、0.10μSv/hになったと言いましても地球上を探せばもっと高いμSv/hの場所もありますし、
0.05μSv/hが倍の値になったと言いましても、エステーの「AIR COUNTER-S」のシリコン(Si)半導体(フォトダイオード(PD))の
検出器は小さく、誤差も±20%はありますので、

→元々の0.05μSv/hという数値が本当に正しかったのか?
→また、0.10μSv/hという数値が本当に正しいのか?

0.05×±20%=0.04~0.06μSv/h
0.10×±20%=0.08~0.12μSv/h

が測定の数値と見ます。
何かしら増えたことは考えられますが、今回の測定で分かったことは
→カリウム40の影響ではないこと
→天然核種として、一番の原因は砂等に多いトリウム系の核種が増えたのではと推測

なお、作物にはウラン系やトリウム系の核種は、不要な栄養素ですので移行することはほとんどありません。
なので作物を測定する意味がないとまでは言えませんが、
→カリウム40が極端に多かったり、
→ウラン系やトリウム系の核種が多量に検出されたり
という事はほぼないと思われます。

品名:土壌(客土混入・南側)
採取地:沖縄県名護市
採取年月:2014年9月4日
入手年月:2014年9月4日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:675.5g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.8Bq/kg(18.9±4.66Bq/kg:誤検出)
セシウム134:<0.6Bq/kg(32.5±7.31Bq/kg:誤検出)
カリウム40:825±177Bq/kg

※2014年9月14日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
その2:測定室内の遮蔽状況

・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
非電化工房のCSK-3i測定器等における長時間測定について(3時間を超える測定など) 
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2014年10月15日水曜日

土壌(客土混入・北側)・沖縄県(2014年)

0 件のコメント:
本日も、ご依頼のありました検体の測定結果です。
検体名は、「土壌(客土混入・北側)」
採取地は、「沖縄県名護市」

約10m×25mの土地に深さ1m程度で土をいれた(客土)ところ、
それまで0.05μSv/h(点滅)以下しか示したことのなかったAIR COUNTER-Sが0.1μSv/h以上を示すようになった。(地上約1mの空間線量)
購入した客土は山土だと聞いていたこともあり何が原因だろうかと思い測定のご依頼がありました。

土壌測定は本来であれば「V-7容器(85ml)」での測定なのですが、
今回は「客土混入が隣地との空間線量の差の原因なのか?」をハッキリさせる必要があると判断しました。
従いまして、
→土壌のBq/kgの測定ではない
→その原因を突き止めたい
→少量でもセシウムが混入となったのか

上記3点から1Lマリネリ容器での測定とさせて頂きました。
ただし容量が500ml程度しかないため、出てきた数値に信頼性はほとんどありません。
しかし、近い数値になるのは確認しておりますので、おおざっぱな数値と思ってください。
とにかく有るのか、無いのか、その原因はなになのかと推測するための測定とさせて頂きました。

****※ご注意***************************************************
現在の土壌測定に必要な量は1Lとなります。
土壌測定には申込書だけではなく、土壌を採取する際に「野帳・伝票」も必要となります。
・野帳はA4版で、1地点に1枚必要です。採取する地点数分をコピー、印刷してお使いください。
・伝票はA4に4枚の伝票が1枚にまとまっています。必要枚数をコピー、印刷して、4つに切ってお使いください。
 (伝票は、油性ペンでお書きください)
マニュアルと同時にダウンロード、印刷をお願いします。
「土壌採取マニュアル」と必要な「野帳(フィールドノート)・伝票(標本ラベル)」はこちらになります。
<土壌採取マニュアルPDF>
<野帳と伝票の用紙PDF>
・また、野帳と伝票の記入方法の説明書があります。こちらも印刷してご覧ください。
<野帳と伝票の書き方のPDF>
採取のポイントは以下になります。
 ○晴れが3日以上続いた日に採取を行う。
 ○空間線量計を用いて、大まかな線量を把握し、極端に線量が高いホットスポット(特異点)、
 たとえば雨樋の下や側溝に溜まった土や苔などの特殊な地点ではない土壌を採取します。
 ○地表から深さ5cm、縦10cm、横20cmの直方体できっちりと採取します。
 ○GPS(緯度・経度)情報を記録し、あとから地図化できるようにします。
詳細はこちらになります。
「土壌採取マニュアル」
http://www.minnanods.net/soil/samplingmanual.html
「野帳・伝票」
http://www.minnanods.net/soil/yacho.html
ご不明な点がありましたら、どうぞお問い合わせください。
お問合せ先→ 「メール」onomichi_labo@yahoo.co.jp 又は 「お問合せフォーム」
*****************************************************************

それでは、測定結果です。

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

[その他]
ベリリウム7
478keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム228」(トリウム系)
「タリウム208」(トリウム系)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが全くと言っていいほど確認できません。
セシウム134については、605keVにはピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果としては、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
カリウム40の他に天然核種としてトリウム系に加えて微量のウラン系が検出されております。
人工核種については、不検出とさせて頂きました。

なお、福島第一原子力発電所の事故以前の大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故の影響で
全国どの土壌からもセシウム137が5~10Bq/kgは検出されてもおかしくはない状況です。
今回の結果からは、セシウム137は不検出と判断しましたが0ということではなく、
少しは存在していてもおかしくはないことを申し添えておきます。
それでも1~2Bq/kg存在するかどうかだと思われます。

空間線量計の数値に差が出たことに対する推測ですが、
客土にはウラン系かトリウム系が含まれていたものと考えられます。
隣地の畑からウラン系の核種が検出されなければ、
客土には、ウラン系の核種とトリウム系の核種

隣地からも今回の結果と同量のウラン系の核種が検出されていれば
客土には
→トリウム系の核種
が含まれていたものと推測されます。
どちらにしても、天然にもともと存在するものですので問題はないものと考えられます。

品名:土壌(客土混入・北側)
採取地:沖縄県名護市
採取年月:2014年9月4日
入手年月:2014年9月4日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:645.6g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.8Bq/kg(18.2±4.53Bq/kg:誤検出)
セシウム134:<0.6Bq/kg(32.2±7.26Bq/kg:誤検出)
カリウム40:798±171Bq/kg

※2014年9月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
その2:測定室内の遮蔽状況

・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
非電化工房のCSK-3i測定器等における長時間測定について(3時間を超える測定など) 
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2014年10月14日火曜日

醤油(濃口)備中むらさき・岡山県(2014年)マルサ醸造有限会社

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「醤油(濃口)備中むらさき」
産地は、「岡山県高梁市」
生産者及び販売者は、「マルサ醸造有限会社」

岡山県高梁市で製造されている濃口しょうゆとのこと。
とても美味しく末永く使用していきたいので一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

「マルサ醸造有限会社」
http://marusajozo.co.jp/

「商品のページ」
http://marusajozo.co.jp/SHOP/M1.html
(一部抜粋です)
■商品名  備中むらさき 
■内容量  1L
■原材料 本醸造醤油(大豆・小麦を含む)・かつお節エキス・みりん・砂糖・調味料(アミノ酸等)・甘味料(甘草・ステビア)ビタミンB
■賞味期限 12ヶ月
■保存方法 直射日光を避け、冷暗所で保存
(抜粋終わり)

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
天然核種のカリウム40のみの検出となっております。
原料の大豆と小麦が一番心配されるところですが、
安心して使うことの出来る「醤油」であると考えられます

商品名:醤油(濃口)備中むらさき
産地:岡山県高梁市
製造者:マルサ醸造有限会社
製造工場:マルサ醸造有限会社
販売者:マルサ醸造有限会社
生産年月:2014年9月
入手年月:2014年9月
賞味期限:2015年8月5日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1151.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.2Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:76.6±19.0Bq/kg

※2014年9月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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