2014年2月2日日曜日

小豆・岩手県八幡平市(2013年)地粉うどん・わだち草

本日は、ご相談させて頂き、以前放射能測定を行ったことのある食品についての測定結果についてです。
食品名は、「小豆」
産地は、「岩手県八幡平市」
製造者及び販売者は、「不明」


「地粉うどん・わだち草」さんで使用されている小豆になります。

「地粉うどん・わだち草」
http://www.wadachisou.com/


中国四国地方の「安心・安全を提供できるお店のリストについて」[おのみち -測定依頼所-の基準]にも掲載させていただいております。
http://onomichi-labo.zapto.org/safetyfoods.xlsx


以下、「地粉うどん・わだち草」さんからのメッセージをご紹介いたします。
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わだち草では放射能汚染の可能性がある不安な食材は使わない事を決めています。
自家製堆肥で栽培した自家栽培の野菜や米、小麦を使用し、
その他の食材は自社基準を10ベクレル以下として厳しくチェックされているグリーンコープ生協から仕入れています。
原発事故後、群馬県産の小麦は中止し、岡山産、福岡産に切り替えました。
唯一不安だったデザート用の小豆は岩手県八幡平市の自然農法のものでしたが、これも農家と共同で検査をして、安全を確認しています。
その他の食品を仕入れる場合も産地のわかる物を仕入れています。
100%排除することはこれから不可能な時代になるのかも知れませんが、これからも安心して提供出来る食材を選び、営業していきます。
NO NUKES!
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岩手県産の小豆を原発事故後も使用されているとのことです。
前回は平成23年11月に、ゲルマニウム半導体検出器で測定済みとのこと。

検出下限値は
セシウム137:12Bq/kg
セシウム134:14Bq/kg

で不検出とのことでした。
これ以降の検査はされていないとのことでしたので、
当方としても可能であれば測定させていただければとご相談し快諾を頂けました。




それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。

(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにも、ピークが確認できません。
この度の測定結果では・・・


天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断します。
セシウム137及び134についてはピークが確認できませんので、
不検出と判断させていただいております。
安心して提供できる小豆であると思われます。




商品名:小豆
産地:岩手県八幡平市
製造者:NO DATA
製造工場:NO DATA
販売者:NO DATA
生産年月:2013年
入手年月:2013年12月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:901.2g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.4Bq/kg
セシウム134:<0.4Bq/kg
カリウム40:402±87.5Bq/kg


※2013年12月31日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。


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その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について


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