2013年9月2日月曜日

米糠・熊本県下益城郡

本日も、ご依頼のあった測定品の測定結果についてです。
食品名は、「米糠」
産地は、「熊本県下益城郡」
製造者及び販売者は、「NO DATA」

自家製米とのことで、流通品ではありませんが、一つの目安として考えることが出来ます。
なお、米糠には、玄米の8倍セシウムを濃縮すると言われております。
このことは、農林水産省のページから引用させて頂きました。

「2.加工係数を用いた米ぬかの放射性セシウム濃度の推計」
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/b_taisaku/111219.html


ですので、米糠から出なければ、安心できるお米であると断言してもよいと考えられますね。

それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137は共に不検出と判断しました。


 (判定方法)
605keV、796keV、802keVにピークは確認できません。
662keVにもピークは確認できません。

この度の測定結果では・・・

天然核種
「カリウム40」

のみ検出との結果となりました。
この米糠の元となった白米はとても安心して食べることが出来そうです^^

 
商品名:米糠
産地:熊本県下益城郡
製造者:NO DATA
販売者:NO DATA
生産年月:平成24年産
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:508.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.9Bq/kg
セシウム134:<0.7Bq/kg
カリウム40 :374.3±84.0Bq/kg
 
 

※今年の8月25日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 


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