2013年9月29日日曜日

てんさい糖・北海道産(2013年)ホクレン農業協同組合連合会

本日も、ご依頼のあった食品の測定結果についてです。
食品名は、「てんさい糖」
産地は、「北海道」
製造者及び販売者は、「ホクレン農業協同組合連合会」


沖縄や鹿児島のサトウキビから作られるお砂糖ではなく、
北海道産のてん菜から作られるお砂糖です。


※情報提供がありましたので、追記です。
(Oh!すばらしい企画 A様、ありがとうございます。)
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てんさい糖には、賞味期限の明記が有りません。
消費期限と言う概念で販売されていますので、
甜菜大根の収穫年は不明です。
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「ホクレン農業協同組合連合会」のページ
http://www.hokuren.or.jp/

「てんさい糖のページ」
http://www.tensaito.com/

「ホクレンのこだわり」
(以下抜粋です。コピー&ペーストしたら綺麗にペーストできましたのでそのまま
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「原料の種子から安心なお砂糖です。」

農協とともに北海道農業に取り組むホクレンは、お砂糖をつくるだけでなく、じつは、その原料となる「てん菜」を種づくりから手がけています。
つまり、種子から北海道産。もちろん、遺伝子組み換えのない種子です。
女満別にある種子専用の畑で育てた「てん菜」から種子を取り出し、粒の大きさや重さ、発芽率をはじめとする厳重な品質管理を行い、
良質なものだけを「ホクレンの種子」として出荷しています。



特殊な材料でコーティングし、球形に加工した種子。作業効率がよく、使用されている種子のほとんどがこのタイプです。
じつは、国内で初めて「てん菜ペレット種子」の開発に成功したのが、ホクレンなのです。



種子の製造・供給、ペレット加工、さらに新品種の開発にも取り組んでいます。


「産地と一つになって、安全安心なてん菜を作っています。」

品質の高いお砂糖をつくるため、ホクレンは、生産者、農協と一体となって安全安心なてん菜づくりに取り組んでいます。
ビニールハウスでの育苗から収穫まで栽培履歴の記帳を一貫して行い、農薬の適正な使用の徹底に努めています。
また、地域ごとに職員を配置し、営農指導や技術指導を推進しています。



「品質の高い甘さは、厳しい管理から生まれます。」

衛生管理を徹底するとともに、製糖工程で使用される資材については、アレルギー、遺伝子組み換え、環境ホルモン、違法添加物などのおそれのあるものは一切使用していません。
また、ニーズに応じて製品の品質分析や微生物検査方法、製糖技術の改善に積極的に取り組んでいます。

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それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137は不検出と判断しました。


 (判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークは確認できません。
662keVにも、ピークは確認できません。

この度の測定結果では・・・

天然核種も検出との結果となりました。

カリウム40を含めて天然の放射性物質もほぼ無いと言ってもよい、
とても良い糖であると思います。

 
商品名:てんさい糖
産地:北海道
製造者:ホクレン農業協同組合連合会
販売者:ホクレン農業協同組合連合会
生産年月:2013年
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:0224L2
測定時間:43200秒
重量:734.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.5Bq/kg
セシウム134:<0.5Bq/kg
カリウム40:<4.4Bq/kg


※今年の9月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 




 

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