2013年9月18日水曜日

しまねっこ絹とうふ(絹ごし豆腐)島根県(2013年産)石見食品株式会社

本日も、ご依頼のあった食品の測定結果についてです。
食品名は、「しまねっこ絹とうふ(絹ごし豆腐)」
産地は、「島根県産」
製造者及び販売者は、「石見食品株式会社」

石見食品株式会社のページ
契約栽培で輸入もしくは契約栽培の島根県産大豆となっております。


以前測定させていただきました、
「絹ごし豆腐(石見食品株式会社) 」
では、微妙な結果となっております。
同じ会社の別の豆腐ではどうなのか?
こういったことからご依頼を受けました。


それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137は不検出と判断しました。


 (判定方法)
600keV付近に少しピークが見えますが、796keV、802keVにはピークは確認できません。
662keVにも、ピークは確認できません。

この度の測定結果では・・・

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(微量)(ウラン系)
「ビスマス214」(微量)(ウラン系)
検出との結果となりました。
若干、天然核種のウラン系が存在しております。
これは、島根県産100%の大豆とのことですので、
中国地方の大地で栽培された大豆では仕方のない話なのかもしれません。
なお、以前よりずっとあったものですし、この程度であれば問題はないと判断いたします。

商品名:しまねっこ絹とうふ(絹ごし豆腐)
産地:島根県産
製造者:石見食品株式会社
販売者:石見食品株式会社
生産年月:2013年
賞味期限:2013年9月9日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1175.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:55.0±13.9Bq/kg
(<2.7Bq/kg)


※今年の9月4日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。


2 件のコメント:

  1. 自然放射能は、この会社は地下水を使用されていますので出たのではないかと思います。

    また、この製品には海水から採ったニガリを使われていますので
    自然放射能を含んでいる可能性、少しですが有ると思います。

    返信削除
    返信
    1. 以前もありましたね。
      地下水と海水のにがりで作った豆腐から、天然由来のものが出ましたので。
      http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/02/blog-post_13.html

      ですが、微量ですので気になるレベルではないと考えております^^

      削除