2013年5月5日日曜日

土壌(広島県東広島市)

本日は、ご依頼のありました土壌の測定結果です。
採取地は「広島県東広島市」です。
先日の堆肥とセットで測定を依頼されたものです。


それでは測定結果です。


測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークが確認できませんでした。
よって、共に「検出なし」と判断しました。

 (判定方法)
600keV付近にピークが確認できますが、796keV、802keVにはピークが確認できません。
よってこのピークはビスマス214と判定します。
なお、662keVにはピークが確認できません。
この度の測定結果では
天然核種の

「カリウム40」
「鉛214」(ウラン由来)
「ビスマス214」(ウラン由来)

の検出となりました。
堆肥はトリウム系、土壌はウラン系の天然核種が含まれている結果となりました。
結論としては、問題はないと考えられます。
なぜならば、測定の結果、堆肥に含まれているトリウム系は、
土壌のウラン系と比べて少量ではないかと考えられるためです。


商品名:土壌
採取地:広島県東広島市
製造者:NO DATA
販売者:NO DATA
生産年月:NO DATA
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:120.0g
測定容器:V-7容器(85ml)

解析精度:3σ
セシウム137:7.0±4.2Bq/kg(誤検出)
セシウム134:12.6±4.7Bq/kg(誤検出)
カリウム40 :653.4±155.3Bq/kg
 
 
※今年の4月21日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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